医大生からみた医療もの
昨日は医療マンガの話でしたので本日はマンガ以外の媒体の医療モノについて触れさせていただきましょう。
医療をテーマにした小説はそれこそ南木佳士や帚木蓬生など医師免許をもたれている作家の方が多く書かれていますし、歴史モノで言えば「華岡青洲の妻」などは不動の名作といってもいいでしょう。近年ならば海堂尊のチームバチスタシリーズも忘れてはいけないでしょう。
また、最近は現役医師のラノベ作家の方やミステリー作家の方などもでられており、医師の創作活動ならびに医療ジャンルの小説は百花繚乱とでもいうべき状態、実に楽しい限りです。医学生の立場からでも(あるいはだからこそ)これらの作品は実に楽しく読めるのですが……その一方で、医学生になると楽しめなくなるものも存在します。
楽しめなくなるもの、それは「医療特番」や「医療ドラマ」です。ようはテレビ番組ですね。なんといいますかこう……なまじ知っているからこそ「うーん」となることが増えるといいますか、医療ドラマ、特に原作がないもの(場合によってはあっても)だと妙に医師をこき下ろす内容が多くてちょっと……ってなることが多く昔は純粋に楽しめたのに……と思うことはあります。
なまじ、経験や知識をもってしまったがゆえに楽しめなくなる。それは娯楽という側面ではもったいない。フィクションと割り切れたらいいんですが、難しいものです。
そんなひねくれてしまった私でも楽しめた医療ドラマといえばなんといっても「医龍」。これはマンガも名作ですがドラマも実に素晴らしいです。ええ、もう。音楽や俳優の方々の演技も素敵でとても素晴らしいです。医龍の次となると、「Dr.コトー診療所」も実に素晴らしいですし、「チームバチスタシリーズ」のドラマも白鳥さんが超絶イケメンになってますが、実にコミカルで原作の空気をよく出されていて楽しいです。
うーんと思うことが多くてもフィクションはフィクション、割り切って楽しめたほうがいいんでしょうがそうもいかないことが多いのは……ままならないものですね、ほんと
本日の勉強
11:00~11:30 授業:あたらしい内科外科 内分泌⑨
11:35~12:25 授業:あたらしい内科外科 内分泌⑨
12:30~13:15 昼休み&ウォーキング
13:20~13:50 復習:あたらしい内科外科 内分泌②
13:55~14:25 復習:あたらしい内科外科 内分泌⑧
14:30~15:00 復習:あたらしい内科外科 内分泌⑨
15:05~15:35 復習:あたらしい内科外科 内分泌①~⑨
15:40~16:10 復習:あたらしい内科外科 内分泌(臨床&練習問題)
16:15~17:00 復習:あたらしい内科外科 内分泌(臨床&練習問題)